UVプリンターを使用されていて、サンプル出力や少量の印刷の場合
位置合わせで苦労された経験をされている方は多いのではないでしょうか?
従来の方法
盤面に枠を直接印刷したり、紙を敷いて枠を印刷して位置を合わせて・・・
といろいろな方法がありますが、手間がかかります。
上記の課題を解決するために実験を行っているものをご紹介します。
Illustrator上にプリンターの画像を取り込み位置合わせ
Twitterの動画ですと、何をやっているか分かりにくい!というお声を頂きましたので、どういったことをやっているかを説明をさせて頂きます。
- STEP1. テーブル上の写真を撮影
白い紙をプリンターのテーブルとして、ボールペンを印刷対象として見てください。
印刷対象を任意の位置に置き、STEP2に進みます。 - STEP2. Illustratorにテーブル画像の取り込み
IllustratorのScriptから「ワーク位置取得」を実行します。
- STEP3. Illustratorで位置合わせ
STEP2の「ワーク位置取得」を実行すると、
パソコンに接続したカメラが自動で撮影し、新規レイヤーが作成され、最背面にテーブルの写真が取り込まれます。
もちろん、原寸大で取り込まれています!
次に印刷データを合わせます。この例は「Arcana Mfg.Co.,Ltd」の位置合わせを行います。
これで位置合わせ作業は完了です! - STEP4. RIPに出力
作成した画像をPDFで任意のフォルダーへ出力します(RIPホットフォルダなど)
こちらもクリック1つで実行可能です。
複数レイヤー出力や、白版レイヤーの作成など、ご要望もございますので、
実装する項目を決めていく予定です。
以上、実験の途中経過のご紹介でした。
このソフトウェアは画像処理と、IllustratorのScriptを組合せたものです。
まだテストが必要ですが、Arcana製作所ではこのようなソフトウェアの開発も行っておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
βテストを行って頂けるお客様も募集しておりますので、ご連絡をお待ちしております!