2022/7月初旬に全身3Dスキャナー FacTrans for Full Bodyを関西外語大学様に納品させていただきました。
関西外語大学様が「Hello, World.」というメタバース空間を体験できる施設を新設され、弊社の全身3Dスキャナーを納品させていただきました。
全身3Dスキャナーとは
デジタル空間に、リアルな自分であったり、自分のペットや有名人を取り込み自由に動かせたら良いと考える人は多いのではないでしょうか。
スマホやデジカメで二次元の写真を撮影することは簡単にできますが、3Dデータはまだハードルが高いと考える方も多いのではないでしょうか。
FacTrans for Full Bodyは手軽に一瞬で全身3Dデータを撮ることが出来る、全身3Dスキャナーです。
100台のカメラが同時にシャッターを切り、撮影することで留まっていることが難しい、お子様やペットの3Dスキャンが可能です。
3Dデータがあるとどんなことが出来るのか
出来ることは多岐にわたります。
- アバターを作りデジタル空間に展開する
- ボーンを埋め込みダンスしている動画にしてみる
- 3Dスキャンデータから採寸して服を決める。デジタル試着
- ARを使用しあたかも目の前にその人やものがあるようになる
- フルカラー3Dプリンターを使用ししてフィギュア作成 などなど
書ききれませんが、アイディア次第で様々なことが可能であり、すでにいたるところで活用されています。
ボーンを埋め込みアニメーション作成
手軽にアニメーションを作れるAdobeのmixamoにスキャンデータを入れてアニメーションを作ってみました。スキャンデータさえあればすぐにこのようなアニメーションが作成可能です。
この元データはローポリゴンのデータを使用しています。
用途に合わせてハイポリ、ローポリデータを作成可能です。
Scan & Print
3Dデータを使用し、3D PrinterやCNCで造形することが可能です。
こちらは光造形でプリントし、銅像ライクに塗装をしたものです。メガネのフレームまで再現できています。データ修正は全く加えておりません。
3Dデータなので、スケールダウン・スケールアップは自由にできますので、等身大やそれ以上のものも作成可能です。
採寸する用途
弊社のスキャナーは採寸用途としてもご利用いただけます。
評価結果もございますので、お問い合わせください。
FacTrans for Full Bodyについて
このスキャナーの詳細は製品案内ページに掲載しております。
Arcana製作所ではフォトグラメトリーを使用した様々な3Dスキャナーの開発・製造・販売を行っております。お気軽にお問い合わせください。