4/5-6に高知県立体育館をメイン会場とした、高知アニクリ祭2025が開催されました。Arcana製作所では昨年に引き続き、最新の3D技術に触れられる3Dスキャン体験コーナーにFacTransFullbodyを出展しました。
https://www.combank.co.jp/KochiAnikuri/animetech
このコーナーでは、3Dスキャンしたデータから自身のオリジナルフィギュアをフルカラー3Dプリンタで作成する体験ができ、2日間で約200名以上の方に体験して頂きました。ありがとうございました!
3Dフィギュアの作成は吉本アートファクトリー様で行われます。
今回はよりリアルな3Dデータを作成すべく3D Gaussian Splatting (3DGS)のテストも兼ねました。
フォトグラメトリーでは難しいコスプレイヤー様のスキャンも綺麗にできたと思います。

3D Gaussian Splatting (3DGS)を実戦投入
今年はスキャンした3Dデータを、高品質な状態で見ることができるように、3DGSでのデータ生成を試験的に実施しました。また、AR機能や背景変更機能も追加し、データだけで楽しめる要素も強化しました。
今回データ生成は5分以内に終わるように調整したことで、データが閲覧可能になるまでの時間が去年よりも短縮でき更に高品質な3Dデータを提供することができました。
イベント会場には一般のお客様以外にも、主催者招待の有名なコスプレイヤーの方々も参加されており、非常にハイクオリティな衣装に身を包んだ姿をスキャンすることができました。
以下はXにて当日の様子を投稿いただいているコスプレイヤーの皆様です。メッシュ表現では難しい衣装もしっかりとスキャンすることができ、3DGSの有効性を改めて実感することができました。
以上、高知アニクリ祭2025の出展報告でした。
現在3DGS生成機能は仮実装状態ですが、今回のイベントで色々と実証データが取得できたので、もう少しでリリースできそうです。
FacTrans for FullbodyとFacTrans.Cloudを組み合わせることで手軽に3Dデータを楽しむことが可能です。
是非お問い合わせくださいませ!