概要
3DGSは従来のフォトグラメトリーでは再現が難しかったものを3Dデータ化することができます。
ただ、点群データのためメッシュのように3D Printしたり、リギングしたりすることが出来ませんでした。
今回、3DGSをメッシュ化するソフトウェアを開発し、成果が見えてきましたので動画などを公開します。
勿論、テキスチャ付き(色付き)のメッシュに変換しています!
3DGSは何か知りたい方は以下の過去の記事を参照ください。
変換したメッシュデータ
まずは以下の動画をご覧ください
3DGSのplyを読込、変換を行った結果です。
従来、メッシュ化の技術はありましたが、この精度があるものは現時点(2026/7/8)ではないと思います。
次の動画です。
植木
従来のメッシュ化では欠落が多く発生するようなオブジェクトですが、3DGSでは表現ができています。
それを更にメッシュ化に変換した場合も従来のメッシュ化と比較し綺麗にメッシュ化できています。
バイクのスポーク
フォトグラでメッシュ化をしたことがある方や他の手法で3Dスキャンをした方ならば、バイクのスポークのような細いものの3D化は難しいと思われるかと思いますが、
3DGSデータをベースにメッシュ化が出来ています。
金属楽器
金属系のものはメッシュ化した際に、欠落が多くなる傾向がありましたが、
こちらも従来のフォトグラでのメッシュ化よりも再現ができました。
透明なペットボトル
透明なオブジェクトは従来は全く形にならない、なってもごく一部でしたが、今回のテストでは比較的綺麗に形が表現できました。
このソフトウェアのメリット
3D Gaussian Splatting(3DGS)は、現実世界を高品質かつ高速に表示できる革新的な技術です。しかし、そのデータは「表示」に最適化されており、多くの3D制作ワークフローでは扱いにくいという課題があります。3DGSをメッシュデータへ変換することで、従来の3D資産として活用できるようになります。
3Dプリントが可能になる
3DGSはそのままでは3Dプリンターで出力することができません。
メッシュデータへ変換することで、フィギュアや試作品、模型などを3Dプリントできるようになります。人物や文化財、工業製品などをスキャンし、そのまま実物として出力できるようになるため、活用の幅が大きく広がります。
リギング・アニメーションに対応
メッシュ化されたモデルは、一般的な3DCGソフトでリグ(ボーン)を設定できます。
その結果、
- キャラクターを歩かせる
- ポーズを変更する
- VR・ゲームへ組み込む
- モーションキャプチャと組み合わせる
といった、動かすためのデータとして利用できます。
3DGS単体では難しい「編集・アニメーション」が可能になる点は大きなメリットです。
既存の3DCGツールとの互換性
現在の多くのソフトウェア
- Blender
- ZBrush
- Maya
- 3ds Max
- Cinema 4D
- Unreal Engine
- Unity
など、多くのソフトウェアがメッシュデータを前提としています。
(ソフトウェアによっては3DGS対応のプラグインも出てきています)
メッシュへ変換することで、これらのソフトウェアへそのまま取り込み、編集・加工・レンダリング・ゲーム開発など幅広い用途で活用できます。
他にも様々なメリットがあります。
3DGS,メッシュを上手に組合せて3Dデータを活用していく手助けができるツールになると考えています。
お問合せ
本ソフトウェアはまだリリースしておりませんが、ご興味がある方は是非お問合せくださいませ。
